小さい子どもを持つ方の中には、「美容室に一緒に連れて行きたいけれど迷惑がかかりそう」と、不安に思う方も多いのではないでしょうか。子どもと一緒に行くときは、美容室側だけでなく、周りのお客さんへの配慮も必要です。今回は子ども連れで美容室に行ったときのトラブルの例と、それを防ぐためのポイントを紹介していきますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
美容室に迷惑をかけてしまうケース
美容室に小さい子どもを連れて行ったときのトラブルで特に多いものが、お店側に迷惑をかけてしまったというトラブルです。ここからは、実際に起きてしまったトラブルの例について紹介していきます。
カートを倒してしまった
美容室では、よくキャスターつきのカートが見られます。カートにはくしやはさみ、カラー材など数多くの道具が積み込まれています。
子どもにとって動くキャスターつきのカートは魅力的に見えるようで、悪気なく遊んでしまう子どもがいるのです。万が一カートが倒れてしまった場合、怪我をしてしまう恐れがあるので注意しましょう。
美容師にぶつかってしまった
子どもが走り回ると、美容師にぶつかってしまう可能性があります。はさみを持っている美容師にぶつかると怪我のもとにもなりますし、手元が狂うことでその対応しているお客さんにも迷惑をかけることになってしまいます。
お店の機材を壊してしまった
美容室の床にはドライヤーやヘアアイロン、そのほかにも機材につながるコードが通っています。このコードを引っ張ってしまうと机から機材が落ちたり、大きな機材が倒れたりするかもしれません。怪我人が出てしまう恐れがあるので、転ばないように注意して見守りましょう。
ほかのお客さんに迷惑をかけてしまうケース
美容室には自分や美容師のほかに、ほかのお客さんもいます。ここからは、ほかのお客さんとの間で発生したトラブルの例について解説していきます。
ほかのお客さんのスペースへ入ってしまった
美容室には数多くの椅子が並んでいます。好奇心旺盛な子どもは、ついほかのお客さんのスペースにまで行ってしまうかもしれません。
子ども好きなお客さんならまだよいのですが、それに不快感を覚える人も少なくありません。ほかのお客さんの迷惑にならないよう、子どもを自分のスペースから出さないことが重要です。
ほかのお客さんの手荷物を触ってしまった
ほかのお客さんのスペースまで行った子どもは、その人の手荷物を好奇心から触ってしまうことがあります。いくら子ども好きの方でも、自分の手荷物まで触られてしまうと、不快に思うことが多いことでしょう。「他人の持ちものには勝手に触らない」ということを、日ごろから教えておくことをおすすめします。
騒いでいたらほかのお客さんからクレームが入った
子ども連れで美容室に行ったときに、非常に多いトラブルがこの「子どもの声」についてです。その場で直接注意されることもあれば、来店後に美容室にクレームを入れる方も少なくありません。
また、美容室のホームページにクレームの文章を送る方もいます。子どもが元気なのは喜ばしいことですが、TPOをわきまえた態度を取れるように、普段から慣れさせておきましょう。
子ども連れOKの美容室とは
子ども連れNGの美容室も存在しますが、一方で子ども連れを歓迎している美容室があるのも事実です。ここからは、子ども連れOKの美容室の見分け方について紹介していきます。
ホームページや予約ページをチェックする
美容室をインターネットで予約する人も多いことでしょう。そのときに美容室のホームページや予約ページに、子ども連れに関する記載があるかどうかチェックすることをおすすめします。今はキッズスペースや託児所つきの美容室も多いので、積極的に活用していきましょう。
わからない場合は電話で確認する
美容室のホームページを見ても、子ども連れOKなのかわからない場合は、実際に電話で確認することをおすすめします。キッズスペースや託児所がなくても、ほかのお客さんとの間隔を空けてくれたり、子ども用の椅子を用意してくれたりすることもあります。
施術当日にいきなり子どもを連れて行くのは、お店に少し迷惑がかかるかもしれません。事前に連絡を入れることで美容室側も準備することができるので、ルールにきちんと従って施術を受けるようにしましょう。
まとめ
今回は美容室に子ども連れで来店したときに起こるトラブルの例や、実際に子どもを連れて美容室に行くときの注意点について解説しました。子どもと一緒に美容室に行くときは、美容室やほかのお客さんに迷惑をかけないような最低限のマナーが必要です。常識的な対応を心がけて、美容室を選んでいきましょう。
「Cir-cle」ではキッズルームを完備しており、子ども連れでの来店を歓迎しております。子ども向けのカットメニューも用意しておりますので、ご用命の際はお気軽にご連絡ください。